はい、言葉そのままなのですがいろいろな物語があります。物語が大きければたくさんの人に共有されますし、小さければより範囲が小さくなります。

産業革命以降、日本もバブル時代までは大きな物語の中にありました。いい学校に入って、いい会社に勤めて、定年まで働き、余生はゆっくりみたいな。商品も大量生産と大量消費、規模の経済で成り立っていました。皆がそのような物語を信じていたわけです。

しかし、日本もバブル以降、就職氷河期、終身雇用制度の崩壊、大企業の倒産、年金問題等もはや夢物語になっています。人口も減っていく中で既に必需品が普及が進んでいる社会では同じものを大量生産しても売れません。数は減っていますが、種類は増える傾向にあり、機能重視になっています。また、変化のスピードも過去の何倍にもなっているので陳腐化も早いです。

過去のように絶対的なものはなく、それぞれが自分で考えていく時代になり物語は小さな物語になっています。FFⅩで俺/私の物語とありますが、まさにそのような感じです。

アイデンティティクライシスとか昨今議論されていますが、このような時代なので悩む暇があったら先ずは今日何をしようとか考えることが大事なのかもしれません。今の時代、企業も投資もネットの普及で過去に比べればかなりハードルが下がっています。世界とも簡単に繋がれます。チャンスはどこからでもつかめる訳でリスクを冒さないことがリスクなのかもしれません。といっておきながら自分も日々チャレンジしているかというと微妙なので、頑張りたいと思います!

著者

atsushi okumura

1日1outputが目標。生涯マイル100万と馬主を目指す中年サラリーマンです!

コメントを残す