日本にいると島国なので、日本人とそれ以外(外国人)というようなかなりざっくりな見方になりがちですが、大陸にいくと同じ国でも多数の民族が存在しており、国が分かれたりしていて実際は歴史も絡んでおりすごく複雑です。
世界のニュースを見ると未だに独立問題や、民族紛争があちこちで発生しています。特に歴史的に侵略したり、されたりなので当然と言えば当然なのかもしれませんが。
近くの中国でもチベットやウイグルは常に問題になっていますよね。中国当局にかなり情報制限されていますが。チベットはダライ・ラマが亡命している一方で、中国が投資をして中国化を進めており危ない状況です。また、監視もすごく進んでいるらしいです。地政学的にインドからの緩衝地帯ですし、中国は絶対手放したくないですし簡単には解決できなさそうです。
アフリカや中東も緊張状態が続いていますよね。日本から遠いのであまり身近に感じませんが、かなり危険です。シリアなんかはいつ旅行行けるようになるか不透明で、個人的には非常に憂いでいます。ただ、この辺りは中国とはまた違った問題です。過去欧米が植民地化や独立の際、勝手に引いた国境が原因です。一部の思惑で引いた線の中に複数の民族がいた結果未だに民族紛争が続いています。
韓国と北朝鮮もアメリカとロシアによって分割され、代理戦争となった結果未だに戦争状態のままです。確かに日本も侵略したという事実は受け止めないといけないですが、戦争の傷跡は深いですね。
旅行好きの私としては一部の話題にフォーカスしてしまいましたが、その他にも様々なニュースの背景について知りたい方は下記池上さんの本がおすすめです。