コロナの影響もありますが、その前から老後2,000万円問題等お金に対して不安な話題が多いですよね。日本は世界一の貯蓄国と言われていますし、景気も悪くなりお金を貯めているという人がさらに増えているかもしれません。
以前の日本であれば銀行にお金を預ければ数%/年という今では信じられない金利がついたのでそれだけお金も勝手に増え、そのお金を企業に貸し出し、企業も積極的に投資してという感じで経済が回っていました。しかし、超低金利、ATM手数料等が原因でタンス預金が1990年代に比べると10倍以上に増えているらしいです。(なんと30兆円位)さらに、日本の企業も元気がなくなり積極投資しなくなり内部留保が増えています。銀行も貸し出し先も減り、さらにマイナス金利政策により業績が悪化しています。明らかに日本経済の中でお金が回っていない状態で、コロナ不況が発生し個人消費も落ち込みしばらく厳しい状態が続きそうです。巣ごもり需要やテレワークとか新しい需要も発生して全てがマイナスに働いているというわけではないので早い回復を期待します。
前置きが長くなりましたが、経済の流れ=お金の流れです。お金が動かなければ経済も回りません。日本だと何となくお金持ちは避難されたり、勤勉に働いてお金を貯めるのは美徳な感じがありますよね。でも、よく考えると学校でお金の話って一切なかったなと思います。海外では当たり前のように教えますよね。別に海外の人たちも皆浪費していて貯金していないのではなく、投資やスキルアップにお金を回しているだけなんですよね。
お金を貯めるのは悪いことではないのですが必要以上に貯めると結果経済にはあまりよくないです。お金は回して初めてその役割を果たすのかもしれません。お金も回らなければ結果増えません。よいお金の使い方は早く知った方が個人的にはいろいろメリットが多いと思います。また、リスクについても。昔と違ってネット社会では学生でもアイディア1つでお金が稼げる時代なので尚更ですね。
いろいろ語りましたが、経験や持論を交えてわかりやすく村上世彰さんがまとめて下さっている本があります。お金の使い方に興味のある方は是非読んでみて下さい。もちろん、子供から読める内容になっています。