日本の多くの人にとって一番親しみのある中国の歴史や話と言えば恐らく三国志かと思います。かくいう私も高校時代に読んでから今でも好きな物語の一つです。蜀の辺り現在でいう成都や魏の辺り洛陽まで行って三国志巡りをしてしまいました笑。
劉備、曹操、関羽、張飛、孔明、趙雲、孫権…と名前をあげたらきりがない位個性豊かなキャラクターが登場し、それらが三国志が愛される理由の一つではないかと思います。主人公の劉備とかは漫画でいう絶対的なヒーローという感じでないのですが、そこが人間味溢れていいのかもしれません。
ということで今回は三国志のキャラクターから少し学んでみたいと思います!
■共通の失敗
劉備にしろ孔明にしろ、タイプは違えど怒りに感情を任せた時に大きな失敗を犯してしまいます。割と温厚なイメージの劉備ですが関羽が殺された時ばかりは怒りに任せて、劉封を処刑してしまったり、助言を無視して関羽の敵討ちのために呉を攻めて大敗してしまいます。また、天才孔明もかく昭に舐められたときに、怒りで論理的に考えられなくなり敗戦してしまします。
怒っているときは感情的になりがちなので、一旦落ち着いてから考え直した方がいいですね。。。
■褒め上手
劉備、孔明、曹操等リーダーに共通して言えるのは褒め上手だと言えます。確かにリーダーに絶妙に褒められたら部下はやる気になりますよね。
特に曹操は偉ぶっているイメージがありますが相手によって伝え方を変えて、部下を上手くやる気にさせています。孔明は非の打ちどころがないというか、常に相手が喜ぶような言い方であったり、部下に常に頼りにしていると言って軍の指揮を本当に上手にあげています。
人はやはり褒められて悪い気分にならないですよね。周りに気分よく働いてもらうためにも褒め上手になりたいものです。
■真似される準備をする
これは流石孔明と思ってしまいます。孔明は食料を運ぶ道具を発明するのですが、真似された時のことを考えてある仕掛けを考えます。舌をひねると動かなくなるのですが、これを利用して真似をした義軍から大量の食糧を入手しました。
確かに一番初めにいいものを考えることは大切なのですが、いいものであるほど真似をされる可能性が高いのでその時のことまで考えることもまた大切ですよね。
■頭の低いリーダー
偉そうに指示されるリーダーの下だと仕方なくって感じなりますよね。その点、劉備は知らないことは知ったかぶりをせずに、教えを請い勝利をおさめます。また、過去の失敗を攻めたりせず、相手の意見を初めから否定したりしません。こういうのもあって劉備の周りには人が集まったのかもしれません。
ついつい、「でも」とか「しかし」と相手の意見に言ってしまいがちですが、相手の意見を受け入れた上で自分の意見に言えるように気を付けたいものです。
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