日本にいるとあまり意識する機会がないですが、海外に行くと意識する機会が多いですよね。イスラム圏はそもそも宗教によって成り立っていますし、欧米はキリスト教が深く関わっていますし、無知識ではその国ことは理解するのは難しいと思います。歴史や文化に物凄く深く関わっています。
最近外国人旅行者が爆増していて、これからさらに増えることが予想されます。最近、食べ物とかも宗教に配慮したものが増えてきています。日本にいても外国人の方をもてなすには一定常識の範囲位では知っておきたいものです。
日本人は良く無宗教だと言われますが、果たしてそうなのでしょうか。神社、仏閣は至る所にありますし、お参りに行ったり、葬式、墓参りと結構日常的に行っていて大して教会やモスクに行くのと変わっていないような気がします。結婚式も教会で行って、神様の前で愛を誓いますし、無宗教ならそんなのやる必要ないですよね。(多少ビジネスに仕立てられている感は認めますが。)
受験、出産、健康等でお守りを持っている人は多いと思いますが、ロザリオとかと大きく変わらないですよね。何かしら神様は信じているという人は多いと思いますし、生活に根差しているので普段あまり意識していないというのが実情なのかなと思っています。
では、なぜそうなのかそれは日本土着の宗教(神道)の八百万の神というのが関係が深そうです。日本では神様、仏様とよく言いますが、それがそのことをよく表しているなと。一神教と違っていろんなところに神様がいると考え、他の宗教もそのように捉えれているとすれば何となく納得だなと思います。
「神」って見えないですし、定義が難しいのですが少なくともそれぞれの宗教については常識程度の理解は持っておきたいと思います。また、世界で起こっていることやニュースの理解もより深まると思います。
ほんと池上さんは博識だなというのと説明が上手い。。。下記コンパクトで人門書としては内容も分かりやすくお勧めです。日本人視点で書かれているのみいいですね。