前回昇進試験について触れましたが、今回はグループディスカッションに着目したみたいと思います。こんなの就活以来だよという方も多いのではと思います。実際、日々の会議も意識はしていないですが同じような状況ですよね。しかし、試験は試験なので当然評価されます笑。何を評価されていているのか、自分の得意/不得意は把握して試験には臨みたいですよね。

ポイントは①目的②その達成に求められる能力と考えます。

■グループディスカッションの目的

会社や組織にある問題や課題を議論し、合議や合意して結論を導く。

ー問題解決(打開策の発見)

ー決定する、結論づける

ー内容を合意する

確かに情報共有、意見交換、問題の洗い出しという側面もありますが、やはり問題を解決するための方法や進め方を決定し、合意することが一番のポイントと思います。

■評価項目

・課題抽出力(情報の整理/理解/分析、課題設定)

・表現力(的確かつ簡潔、発言、態度)

・傾聴力(態度、意見を聞く、質問する)

・課題解決力(的確な目標設定/解決策、意見の整理、深堀り)

・リーダーシップ(働きかけ、俯瞰力、雰囲気作り、流れを作る)

・ファシリテーション(確認/配慮、時間管理、率先する、合意形成、まとめ役)

・チャレンジ精神(既存の方法や固定概念に拘らない、安全策にならない、敢えて難しい/ユニークなアイディア、セロベース思考)

・ストレス耐性(他人や時間に圧迫されてもやり抜く)

発言をしないと始まりませんが、何でもいいかというわけではないのでその辺りは普段から考えて、簡潔にまとめて発信できるようになっておきたいですね。また、会議の進行や流れ、他者への配慮等は意識が必要ですね。独りよがりや攻撃的な態度はNGです。

しっかり目的を理解して、評価軸の中で改善できるところは改善していきたいと思います。それでも、得手/不得手はあると思うので、慣れないことを無理やりするよりは自分の立ち位置で議論にしっかり参加し、メンバーにへの働きかけ、的確な結論を導くために貢献したほうがいいかなと個人的には思います。

著者

atsushi okumura

1日1outputが目標。生涯マイル100万と馬主を目指す中年サラリーマンです!

コメントを残す